こどもがまんなか
創業以来40年、時代の変遷とともに教育現場も大きく変化してきました。小中学生対象の小さな学習塾としてスタートした熊本ゼミナールも、小学1年生から大学受験をめざす高校3年生までを預かる総合学習塾となりました。
しかし、今も昔も変わらないことがあります。それは、塾にやってくる子どもたちは、多かれ少なかれ「勉強ができるようになりたい」「成績を上げたい」という思いを胸に秘めているということです。
熊ゼミの基本方針である「こどもがまんなか」は、家庭や学校、友人や部活動といった、子どもたちを取り巻くすべての環境を理解した上で、変わろうとする子どもたちの思いを実現する手助けをしたいという思いから生まれたものです。
しっかりと話を聞き、時に励まし、時には叱り、うれしい時はともに喜ぶ。そうした時間の積み重ねが、子どもたちとともに熊ゼミを育ててくれました。だからこそ、熊ゼミを育ててくれた熊本の地で、熊本の将来を担う子どもたちを育てることが、熊ゼミではたらく私たちの使命であると考えます。
これまでも、そしてこれから10年後も20年後も、
「熊本にあって良かった」と言われる塾であり続けたい。
それが熊本ゼミナールの願いです。
熊ゼミの取り組み
熊ゼミは,子どもたち一人ひとりへの「めんどう見」を大切にします。
子どもたちは、
顔も性格も、好きな遊びも苦手な食べ物も
得意科目も苦手科目も、そして勉強のやり方も一人ひとり違います。
熊ゼミは、
子どもたち一人ひとりの『やる気の芽』を引き出し
子どもたち一人ひとりの『学力』を最大限に伸ばし
子どもたちが自立心を持って一人ひとりの将来へつなげていけるように
「めんどう見」で子どもたちをサポートしていきます。
熊本ゼミナールは、「こどもがまんなか」のコンセプトのもと、
子育てにかかわるさまざまな取り組みを行っています。
熊本ゼミナール
小中高校生を対象とした、
グループの核となる学習塾です。
小学部では、低学年のうちからイメージして自ら考える力を伸ばす『玉井式国語的算数教室』や、身につけた知識を活用する力を鍛える『熊高・済々突破コース』、将来の大学受験に向け、小学生のためのオールイングリッシュの授業を提供する『BE studio』など、子どもたちの可能性を引き出すコースが充実しています。
中学部では、地元公立TOP校への合格をめざす『熊高・済々黌受験コース』をはじめ、学校での成績アップ、苦手単元の克服などの目標に向けた一斉指導、個別指導コース、この2つを組み合わせた『 個別指導ハイブリッドコース』も用意し、部活と勉強を両立できる体制を整えています。
高校部では、大学進学に向け、質の高い映像授業と合格に向けたナビゲーションをおこなう『河合塾マナビス』、苦手科目の克服や学校の定期試験対策など、一人ひとりの目的に応じたメニューで指導する『個別指導コース』の2つを用意し、高校生の幅広いニーズに対応しています。
すべての校舎に自習室と自学用の教材=棚プリントを完備し、集中して勉強に取り組むことができる学習空間を提供しています。

ベネッセの英語教室『BE studio』
小学校で2020年度からスタートした現行の学習指導要領では、それまで総合学習の時間の中で扱われていた英語が正式な指導教科となり、主に「聞く」「話す」ことを中心に、コミュニケーションの手段としての英語を身につけることが目標とされています。ベネッセの英語教室『BE studio(ビースタジオ)』は、小学生のうちからオールイングリッシュで授業をおこなうことで、英語でコミュニケーションをとる経験を積み上げるとともに、ベネッセが運営する4技能検定試験GTEC(ジーテック)の小学生版『GTEC Junior(ジーテック ジュニア)』を受験、その結果を指導にフィードバックしていくことで、「聞く」「話す」「読む」「書く」の4技能をバランスよく伸ばすことができます。また、ベネッセの研修を受けた日本人講師がレッスンをおこなうため、子どもたちのちょっとした表情や態度の変化にも対応でき、低学年のお子さまでも安心してお預けいただけます。

ベネッセのオンライン英会話講座『English Speaking Training』

河合塾マナビス
得意科目の先取りも、苦手科目のやり直しも、
部活との両立も、マナビスなら自由自在!
大学入試において全国屈指の合格実績を誇る『河合塾』。その理由は、大学入試を徹底的に分析し、作成された高いクオリティーの教材と、その効果を最大限に引き出す一流講師による授業です。
『河合塾マナビス』の特長は、この大学入試に精通したトップ講師による「映像授業」と、学習アドバイザーによる「学習ナビゲーション」を組み合わせることで、その学習効果を最大限に高めるところにあります。志望校と現在の学力をもとに受講講座と受講スケジュールのプランニングを学習アドバイザーが親身になっておこない、受講状況と成績の推移を確認しつつ、目標に向けたアドバイスをおこなっていきます。
毎回の受講後には、生徒自身がその日に学習した内容を説明する「アドバイスタイム」を通して、学習内容がきちんと整理され理解できているか、わかったつもりで終わっている部分がないかなどを確認し、適切なアドバイスをおこないます。この毎日の反復が、深く考える力、自分の言葉で表現する力を伸ばすことにもつながるのです。

単位制・広域通信制『くまもと清陵高等学校』

熊ゼミが誕生してから早40年。『くまもと清陵高等学校』も、2005年4月、国の構造改革特区を活用した九州初の株式会社立高校として誕生してから20年となります。
すでに不登校が社会問題となりつつあった20年前。高校受験に向けて苦楽を共にした生徒が、高校入学後に体調を崩したり、居場所のなさを感じたりして、学校に行けなくなったという話を耳にするたび、やり切れない思いとともに「熊ゼミにできることはないか」を考えさせられました。それが形となったのが『くまもと清陵高校』です。
一度あきらめかけた夢でも、もう一度自分を見つめなおし、本当になりたい自分を発見することで、夢の実現に向かって進んでいく。生徒たちが気負うことなく、気持ちよく学ぶことができる環境をつくる。創立時の「めんどう見」の精神は『くまもと清陵高校』の中に生き続け、2017年4月には『学校法人 熊ゼミ学園 くまもと清陵高等学校』として新たなスタートを切りました。
そして今、小中学校における長期欠席者、いわゆる不登校の児童・生徒数は年々増加し、2020年からのコロナ禍で一気に拡大、過去最多を更新し続けています。熊本においても、2023年度の不登校者数は5800名を超え、この10年間で実に5倍近くに増えています。「学校に行きたい気持ちはあっても、なかなか行けない」「学校まで行っても、なんとなく居場所のなさを感じて教室に入れない」といった悩みを抱える生徒は、今やどの学校においても少なからずいます。『くまもと清陵高校』では、学力面だけでなく、生徒たちの心のケアにも力を入れた対応を大切にしています。
『くまもと清陵高校』の本校がある南阿蘇では、年に数回おこなうスクーリング(対面指導)や単位認定試験といった教室での活動だけでなく、南阿蘇の自然を生かした農業体験や野外体験、地域との交流の一環である文化祭などの特別活動も行っています。また、熊本市中央区神水にある学習センターでは、無料で自習室を利用でき、レポート作成のサポートやカウンセリングを受けることもできます。
無理をして活動に参加するのではなく、自分が「やりたい」と思うことを見つけることができる、そして、一度はあきらめかけた夢をもう一度めざすことができる学び舎。それが『くまもと清陵高等学校』です。
『ふりーだむ 子ども支援センター』
